ダイソンHP00(2017年発売)とHP03(2017年発売)の違いをご紹介します。
型番HP00と型番HP03の主な違いは3つだけです。
主な違い
- Dyson Linkアプリに対応しているかどうか
- ナイトモード・オートモードの有無
- 空気質のモニター表示があるかどうか
空気清浄や温風・涼風などの基本機能は同じなのですが、新型のHP03の方が操作性や快適性の面でパワーアップしています。
どっちがいいのかですが、
- スマホで操作したい方や、室内の空気状態をチェックしたい方は新型のHP03
- リモコン操作だけで十分という方や、できるだけシンプルに使いたい方は旧型のHP00
それでは、ダイソンHP00とHP03がどのように違うのかを詳しくご紹介していきますね。
▼実際に違いをチェックしてみる
ダイソンHP00とHP03の違い
どちらも空気清浄・温風・涼風が使える1台3役モデル
どちらのモデルも空気清浄、温風、涼風に対応しており、1年を通して使いやすい構造になっています。羽根がないため、お手入れしやすい点も共通している特徴ですね。また、フィルター性能も同等で、空気の汚れを効率的に取り除けるよう工夫されています。
さらに、どちらも同じ360°グラスHEPAフィルターを採用しているため、空気清浄力そのものには大きな違いは見られません。基本構造は共通している点を知っておくと比較しやすくなります。設置しやすいデザインという点も、多くの人にとって使いやすいポイントかもしれません。
違いはスマート機能と運転モードの有無にあり
HP03にはアプリ操作が可能なスマート機能が搭載されています。一方でHP00にはアプリ連携はなく、シンプルな操作のみを採用しているため、操作性に違いが出やすいと考えられます。また、HP03には空気質を表示するモニターも搭載されているのが特徴です。
さらに、HP03にはナイトモードやオートモードも搭載されており、使う環境に合わせて自動で調整してくれる点が便利ですね。自動で運転を切り替える機能が必要かどうかが選ぶポイントになりやすいです。操作のシンプルさを求める場合はHP00も選択肢に入ります。
どっちを選ぶべき?HP00とHP03で迷ったときの判断基準
スマート操作や空気の見える化を重視するならHP03
HP03はアプリを使って空気の状態を確認できるため、遠隔操作したい人や空気の変化を細かくチェックしたい人に向いています。外出中でも状態を把握しやすく、空気質のモニター表示もあるため視覚的に判断しやすい仕組みになっています。
またナイトモードにも対応しているため、就寝時の音や光を抑えたい場面で役立つことがあります。空気の状態を見ながら使いたい人にはHP03が選びやすい傾向にあります。生活スタイルに合わせて便利さを感じやすいモデルといえそうです。
基本機能があれば十分という人にはHP00も選択肢
HP00は空気清浄、温風、涼風の3つの基本機能に対応しており、シンプルな操作を希望する人に向いています。アプリ操作にこだわらず、本体やリモコンで必要な設定ができれば十分という人には扱いやすいモデルといえるでしょう。
空気清浄力や温風・涼風機能はHP03と同等のため、オート運転や空気質の可視化が不要な場合はHP00でも不便に感じにくい可能性があります。必要な機能だけに絞りたい人にとって選びやすいモデルです。用途がはっきりしている人にも向いているかもしれません。
HP03だけにある便利機能とは?HP00との差を解説
Dyson Linkアプリ対応で外出先からも操作可能
HP03はスマートフォンアプリと連携し、外出先からでも操作できる点が魅力とされています。部屋の空気状態もスマホに表示されるため、リアルタイムで確認しやすく、細かな設定変更にも対応できる仕組みです。操作の幅が広がるのが便利ですね。
また、アプリを使うことで運転履歴や空気の変化を把握しやすいため、環境に合わせて調整しやすくなるかもしれません。外から操作できる点はHP00にはない特徴です。遠隔操作を重視する場合はHP03が候補に入りやすくなります。
ナイトモードで静音&光を抑えて快適に使える
ナイトモードは運転音やディスプレイの明るさを抑え、夜間でも使いやすいように工夫された機能です。就寝時など静かな環境にしたい場面で役立ちやすいと感じる人もいるかもしれません。落ち着いた環境を保ちたい方に向けた配慮がされています。
表示の光も弱めに調整されるため、睡眠の邪魔になりにくい点が特徴です。夜間の使用を想定している場合はナイトモードの有無が選ぶポイントになります。より快適に使いたい方はHP03を検討しやすくなるかもしれません。
オートモードで自動的に空気清浄を調整できる
オートモードは空気の状態を自動で判断し、必要に応じて風量を変更する仕組みになっています。空気が汚れている場合はしっかり運転し、落ち着いている時は控えめに調整するため、効率的な使い方ができる点が魅力ですね。
手動で何度も操作する必要がないため、日常的に使いたい人に便利な機能といえます。自動で調整してくれる点は手間を減らすメリットがあります。HP03のみ搭載されているため、機能性を重視したい場合に役立つ要素になりやすいです。
共通している機能とフィルター性能について
どちらも高性能HEPAフィルターを搭載
HP00とHP03はどちらも360°グラスHEPAフィルターを採用しており、空気中の微粒子を捕集しやすくなっています。どちらのモデルも基本的な空気清浄の構造は同じため、フィルター性能に大きな差は見られないと考えられます。
また、フィルター交換の目安もほぼ同じで、1年程度を想定しているのが一般的です。フィルターの共通性を知ると選びやすくなります。交換方法も似ているため、どちらを選んでも取り扱いに大きな違いは出にくいですね。
PM2.5や花粉、ニオイの除去性能は共通
どちらのモデルも微細な粒子に対応した構造のため、PM2.5や花粉などの空気中に漂う物質を補足しやすい設計になっています。また、活性炭フィルターによりニオイを抑える構造も採用されており、空気環境を整えたい家庭で扱いやすい仕組みになっています。
さらに、空気清浄スピードも同等で、一定の広さの部屋に対応できるよう設計されています。どちらも同じ清浄力を持っている点は安心材料になります。用途に合わせて選びやすい共通点といえるでしょう。
首振り角度やサイズ・重さの細かな違いも確認
サイズは同等だが、HP03の方がやや重い
HP00とHP03は高さや奥行きなどのサイズがほぼ同じため、設置スペースに大きな差は出にくいモデルです。ただし、HP03の方が機能が多いためか、重さが少しだけ増えている点が特徴になります。扱いにくさは感じにくい範囲かもしれません。
サイズが同等なことで、使いたい場所に合わせて柔軟に設置しやすいメリットがあります。重さの違いはわずかですが気になる場合は比較しておくと安心です。普段の持ち運びが多い人は意識しても良いポイントです。
首振り範囲はHP03の方が広く対応
HP03は首振り角度が広めに設定されているため、部屋全体に風を送りたい場面で便利です。風の動きを調整したい人にとっては、首振り範囲の差が使い勝手に影響する可能性があります。一方でHP00も一定の首振りには対応しています。
部屋のレイアウトや設置場所に合わせて風の向きを変えたいとき、広い範囲をカバーできると便利ですよね。首振りの違いは風の届き方に影響する要素です。広い範囲に届けたい場合はHP03が合うこともあります。
ダイソンHP00とHP03の違いを理解して選ぶために
今回は、ダイソンHP00とHP03の違いや選び方のポイントについてお話してきました。
両モデルの共通点や機能差を知ることで、自分に合った選び方がしやすくなります。
- どちらも空気清浄・温風・涼風が使える1台3役モデル
- HP03はアプリ操作やナイトモード・オートモードなどの機能が追加
- 自動調整や空気の見える化を求めるならHP03、シンプル操作ならHP00
こうしたポイントに目を向けながら比較してみると、選びやすくなりますね。
この記事が、ダイソンの空気清浄ファンヒーターを選ぶ際の参考になればうれしいです。暮らしに合った1台を見つけるヒントになれば幸いです。
